2024年 第55回星雲賞

2024年 第55回星雲賞

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星雲賞は、日本のSF及び周辺ジャンルにおいて最も長い歴史を誇るアワードです。前年1月から12月の間に発表された作品および活動の中から、日本SF大会参加者による投票で決まります。

第55回星雲賞は、4月23日から5月31日にかけて投票を行います。

投票できる方は、本年度の日本SF大会へ参加申し込み、または参加登録をされた方になります。 なお、大会当日に現地に行けない方でも、参加登録のみに申し込むと星雲賞への投票が可能になります。

受賞作(受賞者)の発表および授与式は、2024年7月6日、長野県で開催される第62回日本SF大会(やねこんR)において実施予定です。

日本SF大会参加者の方は、投票ページから投票をお願いします。


2024年 第55回星雲賞 参考候補作一覧

星雲賞は日本SF大会に参加するファンが選ぶ賞になります。星雲賞の規定を満たす作品(人物・事象)であれば何に投票してもかまいません。しかし、対象となるものは膨大です。

以下に挙げられている星雲賞参考候補作は、一般投票の参考とするため日本SFファングループ連合会議加盟団体によって推薦された作品を事務局が整理し上位から数作品を挙げたものになります。

もちろん、参考候補作以外の作品にも投票が可能です。

【日本長編部門】

記号 作品名 著者 出版社/書籍 発行日 URL
ISBN-13
a 『ダイダロス』 塩崎ツトム 早川書房
単行本
2023/02/20 出版社サイト
978-4-15-210207-2
b 『エレファントヘッド』 白井智之 KADOKAWA
単行本
2023/09/26 出版社サイト
978-4-04-114178-6
c 『奏で手のヌフレツン』 酉島伝法 河出書房新社
単行本
2023/12/04 出版社サイト
978-4-309-03158-3
d 『ドードー鳥と孤独鳥』 川端裕人 国書刊行会
単行本
2023/09/07 出版社サイト
978-4-336-07519-2
e 『過去を喰らう (I am here) beyond you.』 人間六度 一迅社
単行本
2023/05/05 出版社サイト
978-4-7580-2518-8
f 『標本作家』 小川楽喜 早川書房
単行本
2023/01/24 出版社サイト
978-4-15-210206-5
g 『グラーフ・ツェッペリンあの夏の飛行船』 高野史緒 早川書房
ハヤカワ文庫JA
2023/07/19 出版社サイト
978-4-15-031555-9
h 『奇病庭園』 川野芽生 文藝春秋
単行本
2023/08/04 出版社サイト
978-4-16-391734-4

【日本短編部門】

記号 作品名 著者 出版社/書籍 発行日 URL
ISBN-13
a 「作麼生の鑿」 飛浩隆 早川書房
『AIとSF』収録
2023/05/23 出版社サイト
978-4-15-031551-1
b 「わたしたちの怪獣」 久永実木彦 東京創元社
短編集『わたしたちの怪獣』収録
2023/05/31 出版社サイト
978-4-488-01850-4
c 「シークレット・プロンプト」 安野貴博 早川書房
『AIとSF』収録
2023/05/23 出版社サイト
978-4-15-031551-1
d 「バンパクの思い出」 北野勇作 Kaguya Books
『大阪SFアンソロジー:OSAKA2045』収録
2023/08/31 出版社サイト
978-4-7845-4148-5
e 「宇宙飲んでみた」 宮澤伊織 東京創元社
『ときときチャンネル 宇宙飲んでみた (創元日本SF叢書) 』収録
2023/10/31 出版社サイト
978-4-488-02101-6
f 「智慧練糸」 野﨑まど 早川書房
『AIとSF』収録
2023/05/23 出版社サイト
978-4-15-031551-1
g 「仁義なきママ活bot」 竹田人造 早川書房
〈S-Fマガジン〉 2023年2月号
2023/02/01 出版社サイト

【海外長編部門】

記号 作品名/原題名 著者/訳者 出版社/書籍 発行日 URL
ISBN-13
a 『ブレーキング・デイ―減速の日―』
"BRAKING DAY"
著:アダム・オイェバンジ
訳:金子司
早川書房
ハヤカワ文庫SF
2023/06/10 出版社サイト
978-4-15-012411-3
b 『鋼鉄紅女』
"IRON WIDOW"
著:シーラン・ジェイ・ジャオ
訳:中原尚哉
早川書房
ハヤカワ文庫SF
2023/05/23 出版社サイト
978-4-15-012408-3
c 『怪獣保護協会』
"THE KAIJU PRESERVATION SOCIETY"
著:ジョン・スコルジー
訳:内田昌之
早川書房
単行本
2023/08/10 出版社サイト
978-4-15-210259-1
d 『文明交錯』
"CIVILIZATIONS"
著:ローラン・ビネ
訳:橘明美
東京創元社
単行本
2023/03/31 出版社サイト
978-4-488-01685-2
e 『地球の果ての温室で』
"지구 끝의 온실"
著:キム・チョヨプ
訳:カン・バンファ
早川書房
単行本
2023/01/24 出版社サイト
978-4-15-210201-0
f 『人類の知らない言葉』
"Drunk on All Your Strange New Words"
著:エディ・ロブソン
訳:茂木健
東京創元社
創元SF文庫
2023/05/12 出版社サイト
978-4-488-79501-6
g 『ミッキー7』
"MICKEY7"
著:エドワード・アシュトン
訳:大谷真弓
早川書房
ハヤカワ文庫SF
2023/01/24 出版社サイト
978-4-15-012395-6

【海外短編部門】

記号 作品名/原題名 著者/訳者 出版社/書籍 発行日 URL
ISBN-13
a 「堅実性」
"Solidity"
著:グレッグ・イーガン
訳:山岸真
早川書房
〈S-Fマガジン〉 2023年12月号
2023/12/01 出版社サイト
b 「片肘だけの六ヶ月」
"Šest měsíců, in ulna"
著:ヤロスラフ・ヴァイス
訳:平野清美
平凡社
平凡社ライブラリー『チェコSF短編小説集2』収録
2023/02/10 出版社サイト
978-4-582-76939-5
c 「スリープオーバー」
"Sleepover"
著:アレステア・レナルズ
訳:中原尚哉
東京創元社
『ロボット・アップライジング』収録
創元SF文庫
2023/06/09 出版社サイト
978-4-488-77205-5
d 「故郷への長い道」
"The Long Way Home"
著:フレッド・セイバーヘーゲン
訳:中村融
東京創元社
『星、はるか遠く』収録
創元SF文庫
2023/12/15 出版社サイト
978-4-488-71506-9
e 「エクソスケルトン・タウン」
"Exo-skeleton Town"
著:ジェフリー・フォード
編訳:谷垣暁美
東京創元社
『最後の三角形: ジェフリー・フォード短篇傑作選』
創元SF文庫
2023/08/31 出版社サイト
978-4-488-01683-8

【メディア部門】

記号 作品名 メディア種別 製作者等 発表日 URL
a 『16bitセンセーション ANOTHER LAYER』 TVシリーズ 原作:若木民喜、みつみ美里、甘露樹
監督:佐久間貴史
アニメーション制作:st.シルバー
製作:16bitセンセーションAL PROJECT
2023/10/05-12/28 放送 公式サイト
b 『リバー、流れないでよ』 劇場映画 原案・脚本:上田誠
監督・編集:山口淳太
制作:大槻貴宏
製作会社:トリウッド/ヨーロッパ企画
配給:トリウッド
2023/06/23 劇場公開 公式サイト
c 『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』 劇場映画 原作:水木しげる
監督:古賀 豪
脚本:吉野弘幸
制作会社:東映アニメーション
製作会社:映画「鬼太郎誕生ゲゲゲの謎」製作委員会
配給:東映
2023/11/17 劇場公開 公式サイト
d 『ゴジラ-1.0』 劇場映画 監督・脚本:山崎貴
製作:山田兼司/岸田一晃/阿部豪/守屋圭一郎
制作会社:TOHOスタジオ/ROBOT
製作会社:東宝
配給:東宝
2023/11/03 劇場公開 公式サイト
e 『GRIDMAN UNIVERSE』 劇場映画 監督:雨宮哲
制作会社:TRIGGER
配給:東宝映像事業部
2023/03/24 劇場公開 公式サイト
f 『ザ・クリエイター/創造者』 劇場映画 監督:ギャレス・エドワーズ
製作:ギャレス・エドワーズ/キリ・ハート/ジム・スペンサー/アーノン・ミルチャン
製作会社:ニュー・リージェンシー・プロダクション/エンターテインメント・ワン/バッド・ドリームス
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
2023/10/20 劇場公開 公式サイト
g 『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』 劇場映画 監督:ホアキン・ドス・サントス/ケンプ・パワーズ/ジャスティン・K・トンプソン
製作:フィル・ロード&クリストファー・ミラー
制作:コロンビア・ピクチャーズほか
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
2023/06/16 劇場公開 公式サイト
h 『M3GAN』 劇場映画 監督:ジェラルド・ジョンストン
製作:ジェイソン・ブラム/ジェームズ・ワン
製作会社:ブラムハウス・プロダクションズ/ディヴァイド/コンカー/アトミック・モンスター・プロダクションズ
配給:東宝東和
2023/06/09 劇場公開 公式サイト

【コミック部門】

記号 作品名 著者 出版社/書籍 発行日 URL
ISBN-13
a 『ダンジョン飯』 全14巻 九井諒子 KADOKAWA
ハルタコミックス
2023/12/15 出版社サイト
978-4-04-730153-5
b 『亜人ちゃんは語りたい』全11巻 ペトス 講談社
ヤンマガKCスペシャル
2023/02/20 出版社サイト
978-4-06-382578-7
c 『ハイパーインフレーション』全6巻 住吉九 集英社
ジャンプコミックス
2023/05/02 出版社サイト
978-4-08-882620-2
d 『スターウォーズ マンダロリアン・2』 大沢祐輔 スクウェア・エニックス
ビッグガンガンコミックス
2023/05/25 出版社サイト
978-4-7575-8589-8
e 『螺旋じかけの海』全5巻 永田礼路 講談社アフタヌーンKC(2巻まで。絶版)
個人出版、電子書籍(新装版1~5巻)
2023/09/03 出版社サイト
本人note

【アート部門】

記号 名前 ジャンル 昨年の主な実績 URL
a 岩郷重力 ブックデザイナー 『創元SF文庫総解説』装幀(東京創元社編集部/東京創元社)ほか 日本推理作家協会 会員情報
b 鈴木康士 イラストレーター 『わたしたちの怪獣』他の表紙 本人サイト
c 麻宮騎亜 漫画家/アニメーター 銀河英雄伝説 Die Neue Theseポスター、宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち Blu-ray BOX 特装限定版 描き下ろしイラスト、サイレントメビウス展など 本人サイト
d 椎名優 イラストレーター 本好きの下剋上イラスト:LiberStella~本好きの下剋上&OtherWorks~画集2冊の編纂発行 本人サイト
e Rey.Hori イラストレーター 「コスタ・コンコルディア 工作艦明石の孤独・外伝」カバー画(林譲治氏著/早川書房
)ほか
本人サイト
f YOUCHAN イラストレーター 「戯曲絵本 カラクリ匣」ほか 本人サイト

【ノンフィクション部門】

記号 作品名 著者/編者 出版社/書籍 発行日 URL
ISBN-13
a 『現代SF小説ガイドブック 可能性の文学』 監修:池澤春菜 Pヴァイン
単行本
2023/03/08 出版社サイト
978-4-910511-37-5
b 『サイエンスフィクション大全』 著:グリン・モーガン
訳:石田亜矢子
グラフィック社
単行本
2023/10/25 出版社サイト
978-4-7661-3761-3
c 『科学でかなえる世界征服』 著:ライアン・ノース
訳:吉田三知世
早川書房
単行本
2023/07/20 出版社サイト
978-4-15-210255-3
d 『創元SF文庫総解説』 編:東京創元社編集部 東京創元社
単行本
2023/12/22 出版社サイト
978-4-488-00399-9
e 『空にそびえる 水木一郎ソングブック』 編:さいとうよしこ 河出書房新社
単行本
2023/12/01 出版社サイト
978-4-309-25719-8
f 『「これから何が起こるのか」を知るための教養 SF超入門』 著:冬木糸一 ダイヤモンド社
単行本
2023/02/01 出版社サイト
978-4-478-10936-6

【自由部門】

記号 対象名 対象日/期間 推薦理由 URL
a 【特別展】DAICON FILM大展示会 2023/09/30 - 2023/11/05 ファンダム活動の40年に及ぶ歴史の俯瞰と回顧の展示。 海洋堂ホビーランド イベントページ
b 欧州宇宙機構、木星探査機JUICE打ち上げ 2023/04/15 ガリレオ衛星の本格的探査を予定。 欧州宇宙機構 公式サイト
c 日本の巨大ロボット群像 -巨大ロボットアニメ、そのデザインと映像表現- 2023/09/09-2023/11/12 日本のアニメーションにおける巨大ロボットのデザインとその映像表現の歴史をたどり、「巨大ロボットとは何か」を問いかけるものとなっている。 展示内で「スタジオぬえ」やSFの影響について取り上げている。 特設サイト
d 理化学研究所 国産量子コンピューター初号起動 2023/03/27 SFでもお馴染みの量子コンピューターがいよいよ日本でも実用化。 理化学研究所
e 「ガールズ&パンツァー 最終章」第4話 立川リアルタイムミックス重低音特化型センシャラウンド極上爆音上映 2023/12/07 映画の音響、特にSF映画の音響について映画館での調整で劇的に変化する事を示した。立川シネマシティの極上爆音上映 特に「ガールズ&パンツァー」での岩浪美和音響監督との色々な取り組みが極上爆音上映を牽引して来たと言っても過言では無い。 このイベントは岩浪音響監督が上映中、座席に座りながら音響調整卓を操作して、会場の空気感を感じながら、その時だけの音を作るという「ライブ音響調整」であり今までの集大成とも言えるイベントとなっている。 立川シネマシティ

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last updated: 23.Apr.,2024.